2冊目
そういえばこんなカテゴリも作ったな〜とか思ったりしてw
3ヶ月間放置プレイされていたカテゴリですけど、久しぶりに使ってやろう。
本棚をさっと見てなにを紹介しようか迷ったんですが、今日はこいつで。
- 作者: ルースベネディクト,Ruth Benedict,角田安正
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2008/10/09
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (42件) を見る
『菊と刀』 ルース・ベネディクト
まあ有名な本です。戦後日本論(日本人論)の走りですね。この本をもとに…と言っては語弊があるのかもしれませんが後に書かれる『タテ社会の人間関係』とか『「甘え」の構造』に多大な影響を与えていることは確かです。
この本に関してはよくプロパガンダのために書かれた本だとか言われて、しかもそんな言説がそこそこ市民権を得てしまっているっぽいんですが、いかがなものかと思いますね。僕は読んでみてプロパガンダのために書かれたとは感じませんでした。これを戦後統治のためのプロパガンダとか言っちゃうのは、それこそ自虐プロパガンダに毒されちゃった人なんじゃないの?なんて思ったり。
僕としてはむしろ日本人であることを誇りに思えるような著作だと感じました。