1冊目

なんかいきなり新カテゴリとか作っちゃったりして、このあと続くかどうかも分からないんですけど。
最近、お料理更新してないですけど理由はいくつかあって、ひとつは写真の転送だったり添付だったりが面倒だということ(笑)。それからちゃんとした料理をすることが減ってて、理由は冬だから。水が冷たくてたまらん!ということで、なるべく水を使わないで出来るようなものを作ってると種類も限定されてきちゃうんですよねぇ。
そんな状態なんで、料理に代わって更新のネタにと思って読書録なるカテゴリを作りました。一応、人並みに本は読んでますけど紹介できるような本が多いかというとそうでもないのですが(断じてエロい小説とかではない)、過去に読んだものとかも含めて軽く紹介してみようと思います。
で、一冊目(厳密には一作品目)は何にしようかと考えましたが、直近に読んだものにします。




空の境界(上) (講談社文庫)

空の境界(上) (講談社文庫)




空の境界』という作品です。知っている人にしてみれば何をいまさらな作品。知らない人はとことん知らない作品だと思います。僕もつい最近まで全然知らなかったんですけど、友人が面白いと言っていたので読んでみました。
見て分かる通り、表紙にアニメ絵が書いてありまして、そもそもこういう本を読んだことが無かったのですが最近そういう方面に興味が出てきたこともあって読みました。
内容に関しては正直、大絶賛する気にはならないんですが、それなりに面白いとは思います。友人曰く「世界観が良いんだよね〜」ということですが、何となく分かります。
そもそもこの作品はストーリーを読ませると言うより、世界に酔わせる作品なのだと思えばかなり良い出来なのだと思います。この作品は作者である奈須きのこ氏の他作品とある程度世界観を共有しているらしく(読んだことはないけど)、そう言う意味でも多数の物語を展開させるに堪えうるだけの世界は構築されているということです。
ガンダムとかもそういうタイプの作品ですよね。正直、ストーリーが抜群に優れているかと言えばそうでもなく(苦情の一つも出そうな意見だw)。ただし作品世界は作りこんでいるから、消費者の皆さんはあとは自由にその中で遊んでね。みたいな。
ただし、僕は『空の境界』を読むのはあまりオススメはしません。なぜなら長いから(笑)。文庫本の上・中・下巻で合わせて1500ページ近くあるんじゃないでしょうか?とりあえず長いです。で、読み終えた挙句、ひとつひとつのエピソードにストーリー的な必然性があるのかと言えば無いので。
では、第一回はここらで。次回はもうちょっと小難しい本でも紹介してバランスとろうかなぁ…。